こんにちは、あだらじです。
本ブログ「1000円工房」は、読者に1000円(くらい)で始めることのできる趣味(切り絵)を紹介しています。
まずは道具編から紹介した後に、トレーニング編を考えています。
道具編は6回に分けて切り絵に必要な道具を解説していきます。
私が切り絵をいざ始めようと思ったとき、「何から準備すれば良いのか」正直分かりませんでした。
切り絵をするときに使う接着剤、種類がいっぱいあるけど、どれがいいの?
今回はそういった疑問にお答えしていきます!
★☆ 切り絵の道具編 ☆★
Part1:紙
Part2:刃物①
Part3:刃物②
Part4:カッターマット
Part5:接着剤
Part6:あると捗る道具
本日のヒトコト結論
3つの用途で異なります!要確認!!
本日の記事は全文読むと5分程度になります。
★☆ 注意点 ☆★
今回は道具編のため、貼り付け作業工程は含みません。
作業工程は、2020年9月中に更新します。
この記事の説得力
切り絵作成経験は5年以上です。
あなたは本当に5年も切り絵を経験しているの?
当時はじめて作った切り絵の写真です
スクリーンショットから保存された時期を見てください!
資格や個展を開催したまではありませんが
経験年数だけは嘘をつきません!!
プロフィールを記載しますので
もしよろしければそちらもどうぞ
おすすめの接着剤は?
接着剤を選ぶ前に、切り絵の何に使うかを考えることが重要になります!
接着剤を必要とするパターンは3つに分けられます。
- 下絵を画用紙に貼り付けする
- 完成品に色づけする(全体)
- 完成品に色づけする(個別)
この3つのパターンで使用する接着剤が異なります!
みなさまが何のパターンで接着剤を必要としているのか、確認したうえで読み進めてください。
case1:下絵を画用紙に貼り付けする
解説をする前に、下絵を画用紙に貼り付けするときのポイントを1つ覚えてから読み進めてください。
下絵のぎりぎり外を固定すること
(作業中の下絵と画用紙のずれを最小限に抑えることができる。)
おすすめする接着剤2つ
- テープのり
- マスキングテープ
どちらも100円均一のもので問題ありません。
おすすめする理由は3つ
- 貼り付けしやすい
- 作業の邪魔にならない
- ごみ捨てが楽
テープのりとマスキングテープでは作業内容が異なりますが、両方簡単に張り付けすることができます。
凹凸が少なく作業の邪魔になりません。
より凹凸が少ないのは、テープのりになります。
更にテープのりやマスキングテープは、下絵・画用紙とおなじ燃えるゴミで捨てることができます。
廃棄も簡単ですね!!
おすすめしない接着剤
- 液体のり
- スティックのり
- スプレーのり
- ホッチキス
おすすめしない理由
- 液体のり
貼り付けしやすいが、液体のため紙にしわが寄る。 - スティックのり
貼り付けしやすいが、だまができると作業の邪魔になる。 - スプレーのり
全体的な固定は簡単。
しかし意図した場所のみの貼り付けが難しい。 - ホッチキス
貼り付けしたときに必ず凹凸が生じる。
ごみ捨ても「燃えないゴミ」なので分別が必要
私も全て試してみたことがあります。
そのなかでもホッチキスだけは2度とやらないと決めています。
(あくまで個人的な感想になります)
下絵を画用紙に貼り付けするポイントを覚えていますか?
「下絵のぎりぎり外を固定すること」
ホッチキスで下絵のぎりぎりに固定。
つまり、下絵ぎりぎりに凹凸ができています。
作業に集中しているときに、手に針があたるとかなりのストレスになります。
更に、ごみを捨てるときにも分別が必要になります。
凹凸がありストレスになりつつ、ごみの分別も必要になる。
ホッチキスを選ぶメリットは正直感じられませんでした。
下絵を画用紙に貼り付けするときは、テープのりかマスキングテープの2つどちらかを選ぶことをおすすめします。
2つどちらか!?
どっちか選んでよ!
どちらか、であればテープのりをおすすめします!
マスキングテープは下絵の外側のみの貼り付けになります。
テープのりであれば、さらに下絵の内側にも貼り付けして固定することができるからです。
下の画像を参照してください!
下絵のぎりぎり外を固定できるので、更に作業中の下絵と画用紙のずれを最小限に抑えることができますね!
迷ったら「テープのり」で問題ありません!!
case2:完成品に色づけする(全体)
こちらのおすすめは、スプレーのり、一択です!
「case1:下絵を画用紙に貼り付けする」では、おすすめしない接着剤で紹介していました。
おすすめする理由は2つ
- 全体的に固定することが簡単
- 均一に貼り付けができる
デメリットも1点あり、使用時に注意しなければなりません。
製品によりますので、使用するスプレーのりの注意書きを必ず確認してください。
(注意書きの例)
- 屋内の使用を避ける。
- マスクなど着用する。
- 換気ができる場所での使用。
しっかり注意書きを読み、使用することで、簡単に完成品全体に色づけすることができます。
ちなみに他の接着剤でも色づけすることは可能です。
しかし作業時間にかなりの差がついてしまいます。
切り絵全体に色づけする時は「スプレーのり」一択です!
case3:完成品に色づけする(個別)
こちらのおすすめは、ペンタイプののりです。
おすすめする理由は2つ
- 細かなのり付けが簡単
- 画用紙を傷めない
ペンタイプののりは、液体・スティック・テープのりなど、他全ての接着剤と比べて、細かな作業を得意としています。
無理に他のタイプののりを使用すると、画用紙からのりがはみ出ることも・・・
画用紙からのりがはみ出ると、完成時にのりが見えてしまい、見栄えが損なってしまいます。
更にペンタイプののりは、力の加減も調整しやすい!
もし力の加減を誤ってしまうと、せっかく作った切り絵が台無しになることも
色づけ作業をするとき、つまり終盤ですよね。
終盤に失敗すると精神的ダメージが大きすぎます。
個別に色づけする時はペンタイプののりをおすすめします。
今回のまとめ
今回は切り絵に使用する接着剤を、3つのケースに分けて紹介しました。
- case1:下絵を画用紙に貼り付けする
⇒テープのり・マスキングテープ - case2:完成品に色づけする(全体)
⇒スプレーのり - case3:完成品に色づけする(個別)
⇒ペンタイプののり
簡単に貼り付けをする。
失敗のリスクを低減する。
そのためにも、ひとつの接着剤を全てに使用するのではなく、別々にしっかり使い分けをしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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