こんにちは、あだらじです。
本ブログのタイトル「1000円工房」の通り、読者に1000円(くらい)で始めることのできる趣味(切り絵)を紹介していきます。
今回から5回に分けて切り絵に必要な道具を解説していきます。
私が切り絵をいざ始めようと思ったとき、「何から準備すれば良いのか」正直分かりませんでした。
- 紙はどれを使えばよいの?
- ナイフ?カッター?ハサミ?どれ?
- 100円均一じゃだめ?
そういった疑問をにお答えしていきます。
今回は、切り絵に合った紙を紹介します!
画用紙には厚みに違いがあることをご存じでしょうか?
この厚みによって、切り絵に合った紙が異なります!
超厚口 0.25mm 賞状程度
特厚口 0.15mm コピー用紙2枚程度
厚 口 0.11mm 宝くじ程度
中厚口 0.09mm 紙幣程度
薄 口 0.08mm コピー用紙1枚程度
★☆ 切り絵の道具編 ☆★
Part1:紙
Part2:刃物①
Part3:刃物②
Part4:カッターマット
Part5:接着剤
Part6:あると捗る道具
今回は「Part1:紙」を紹介していきます。
本日のヒトコト結論
初心者は厚口の画用紙。トレースはクッキングシートでOK
この記事の説得力
切り絵作成経験は5年以上です。
あなたは本当に5年も切り絵を経験しているの?
当時はじめて作った切り絵の写真です
スクリーンショットから保存された時期を見てください!
資格や個展を開催したまではありませんが
経験年数だけは嘘をつきません!!
プロフィールを記載しますので
もしよろしければそちらもどうぞ
切り絵に使う紙は大きく分けて2つ
- 完成品として使う紙
- 下書きとして使う紙
切り絵を一度でも見たことがある読者は、完成品として使用する紙を見ていると思います。例えば私がプロフィールに載せていた切り絵も完成品として使う紙です。
それだけではなく実は下書きとして使う紙もあります
ここの切り絵につかう2つの紙について深堀りしていきましょう!
完成品として使う紙
- 一般的な画用紙
- 切り絵専用紙
- 装飾用の紙
一般的な画用紙もしくは切り絵専用の画用紙で切り絵を作り、必要に応じて装飾用の紙を追加することが一般的です。
まずは一般的な画用紙と切り絵専用紙を比較をしてみましょう。
画用紙比較
自分にあった紙の選択をすれば良いです!
結局どれがいいの?
迷って決めきれないよ
もし迷ったら、1mm以下の細い作業をするのであれば、絶対切り絵専用紙をオススメします。
初心者であれば、最初から細かい作業をすることはありませんので、まずは一般的な画用紙(厚口)を選びましょう。
切り絵を作成していく手順の中に、「”完成品として扱う紙”に仮止め」をする必要があります。
仮止めになるため、切り絵を進めていくにつれ少しずつずれてしまうことがしばしば。
ちょっとしたずれが、1mm以下の線を切るときに誤って切ってしまうリスクがかなり高くなってしまいます。
切り絵専用紙では直接印刷できる分、ずれを気にする必要がありません。
そこまで細かく切り絵をしないのであれば一般的な画用紙で問題ありません。
装飾用の紙
ここは完全に好みになります。
自分が好きな紙を選んでください!
ちなみに私が装飾用に使用している紙は和紙です。
紙自体に色のコントラストがついていて、魅力的でおしゃれだなって理由で和紙にしています。
100円均一でも和紙を購入することができます。
下書きとして使う紙
下書きとして使う紙は、大きく分けて2種類あります。
単純な下書き用紙
単純な下書き用紙は、ぶっちゃけ何でも良いです。
私はプリンター用紙を使っています。
キレイな紙なので絵を描きやすいですよね。
パソコンから印刷するときもありますので、下書き用紙を統一した方が切り絵の感覚が狂いにくいところも個人的にはオススメするポイントになります。
1点注意すべき点は、厚すぎる紙は避けましょう。
今回下書きとして使う紙は、画用紙に貼り付けして切り絵をします。
完成品と下書き2枚同時に切る作業が必要になるため、単純に疲れます。
また完成品側の紙と距離ができてしまいます。その距離のせいで、自分が切っている場所の感覚が狂ってしまい、結果的に切り間違えの可能性がでてきます。
こだわりがなければ、プリンター用紙一択です。
トレース(写し絵)用紙
こちらを使う方は漫画や写真などをトレースするときに使用します。
トレースする方法は今回”紙”の解説ですので、今後専用ブログを公開します。
トレース用紙を調べてみたところ、300円~400円と地味に高いですね。
切り絵の作品として
- 漫画をたくさんトレースしたい!
⇒専用のトレース用紙をおすすめ - 1・2作品やってみたい!
⇒無理して買う必要はありません
無理してトレース用紙を買わなくても、クッキングシートがあれば代用できます。私はあまりトレースすることはないのですが、必要なときにはクッキングシートを使用しています。
100円均一で売ってある紙の評価
100円均一で売ってある紙ですが、質は結構良いです。
- 完成品として使う一般的な画用紙
- 装飾用の画用紙(和紙)
- 下書きとして使う紙
店舗にもよりますが全てそろえることができると思います。
始めて切り絵をする方は100円均一でも十分です。
絶対100円均一がコスパ最強なの?
通販や別商品で買うほうがコスパが良いときもあります
色が組み合わさった紙をまとめて購入する場合は100円均一を避けたほうがコスパが良くなる場合があります。
私が家に2冊常備している色画用紙ですが、10色20枚入って330円です。当然枚数も異なりますが、100円均一で10色そろえようとすると1000円近くかかる場合があり、また使い切らない可能性もあります。
使い切らない買い物こそ、コスパが悪いものはありませんよね。
主に使う色が100円均一で購入できるようであればオススメです。
切り絵歴別のおすすめの紙
結論
- 初心者は厚口紙
- 中級者はお好みで薄さの調整
- 上級者は切り絵専用紙
【初心者】
初心者の方には、まず作品を完成させてほしい。そのためにも失敗のリスクをなるべく避けるために、扱いやすい厚口の紙をオススメします。
【中級者】
ステップアップとして、薄めの紙に挑戦してみたり、タント紙(凹凸のある紙)に挑戦してみたりすると良いでしょう。
薄口紙の評価
- 厚口に比べ少しの力で切れる
- 慣れないうちは切りすぎる可能性
- 作品を動かすときに破けやすい
- のり付け時に破けやすい
ちなみに私も作品にあわせて薄口の紙を扱っていますが、特にこだわりがない場合には厚口の紙を今でも多く使用しています。
先日薄口の紙を使って切り絵をしたところ、リカバリー不可能な失敗をしてしまいました。やはり背伸びせず厚口紙がいいですよ…(本音)
【上級者】
1mm以下のかなり細かい作業をすることになると思います。通常の紙では失敗するリスクを避けるべく、切り絵専用紙を使うと良いでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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